LEADERS BLOG
この10月で土中専務を退任され相談役になられました。
長年三和物産にご尽力いただきました。
ありきたりな感謝の言葉などはブログではご容赦いただいて私流に書かせてもらいます。
私とは長年というほどのお付き合いではないですが、色々と思い出します。
土中相談役御用達の寿司屋でおいしい魚をいただきながら三和のこれからを語ったこと。(私は魚が食べられないので寿司屋は拷問でしたが)
ある時は私のことを生意気だがなぜか憎めないと言ってくれたこと。
(そのあと、「だけど頭がでかい」というただの身体的悪口を言われましたが)
またある時は(以前ブログにも書きましたが)横浜駅で私が絡まれているときに最後まで柱の陰で見守っていてくれたこと。
土中相談役と普段話をしていると真剣な話ももちろんするのですが、必ず「遊び」の部分があって、さすが長きにわたって営業されてきたのだなと感じます。
(私の場合はですが、話をしているとなぜか居心地よくてマッサージ受けている感覚になります。メンタル鋼な私だけですかね)
そんな土中取締役に感謝を込めて生産3拠点長よりゴルフボールをプレゼントさせていただきました。
打てるかな~?
突然ですが、僕たちの会社、三和物産は9月決算です。つまり、このブログを書いているタイミング(2021年9月26日)はちょうど期末の最終追い込みの真っただ中!ということで、少々私の精神状態が不安定な状況でこのブログを書いている、という前提でお付き合いください(笑)
さて、「多様性は大切にすべき概念だ」とお考えの方は少なくないと思います。大企業ではダイバーシティといった考え方で組織運営することが必須となっていますし、様々な意見や考えを尊重することは大切だよね、といった発言で炎上することは少ないと思います。でも「多様性」ってそうみんなが考えているほどシンプルではないようなんです。
なんと!人間はそもそも「自分と異なる考えを排除するよう設計(遺伝)されている」から。つまり僕たち人間はもともと「多様性」を尊重しない生物らしいんです。これは、僕の持論でも主観でもなく、社会心理学・心理学・生物学・歴史学などを紐解き分析し複数の人たちが検証して出た結論なので、信憑性は高いのではないでしょうか。
たしかに、
・国という概念
・有史以来の戦争や革命
・忖度(日本だけではなく古今東西ある処世術)
・権威に弱い(日本だけではなく古今東西ある傾向)
など、「多様性がないがしろにされている!」という状況は古今東西枚挙に暇がありません。
でも、僕は断言します!
それでも多様性は大切で組織で育み守り抜くべき概念である!と。
まあ、私が唾を飛ばして断言するまでもなく、多くの方々がおっしゃっていることですが・・・。ただ、私が多様性は必要だ、と感じている観点は「イノベーションの土壌である」という点よりも「間違えや失敗を減らす本質である」という点にあります。
「多様性」が間違いや失敗を減らすってどういう意味か?
例えるならば、スイスチーズ(ハイジに出てくる美味しそうな穴が開いたチーズ。でもハイジって若い人は知らないかも・・・)をスライスした穴だらけのスライスチーズをイメージしてみてください。これ1枚だけだと「穴」だらけですが、これを複数枚重ねると「穴」はなくなります。数が多ければ多いほどその「穴」がふさがる可能性が高まります。でも、もしすべてのスライスチーズが同じカタチだったとしたら「穴」はふさがりませんよね?何枚重ねても同じ場所に「穴」があるからです。そうなんです。同一性(多様性の逆)では「穴」を埋めることができないんです。違いがあるから「穴」を埋められる。つまり、違いがあるから「穴」つまり【課題】に気が付けるのです。
今までは特に気にもならなかった「ただの穴」が、環境の変化によって「致命的な大穴」になる日が近い将来くるかもしれません。その時になって「穴」の存在に気が付いても(つまり多様性を大切にしなかったツケ)もう手遅れなのではないか、と私は考えています。
基本的に「多様性の確保」は難しいんです。でもそれは僕たちが間抜けだからではなく、人間がそもそもそうなってるから!そう開き直って前を向き諦めることなく「そもそも多様性を育むことは難しい」という前提に立ち、社会やお客様に価値を提供し続ける「三和物産」を多様な僕たちで創っていきましょう!
さて、くどいようですが、僕は今、期末という状況下でとてもナーバスになっています。
いつも以上にポエムなブログになりましたこと、どうかご容赦を!
今年度最後のブログ(私の)となりました。
最近、ますます1年が過ぎるのが加速しているように感じます・・・
17日の全体会議を終えて皆さんはどう感じたでしょうか。
新型コロナがまん延し、三和物産のWEB版全体会議も2回目となりました。温泉一泊で全社員が集まる年に1回の全体会議が懐かしく思われます。
やはり、お互いの本物の顔を見ながらの全体会議の方が、遥かに想いが伝わると皆さんも感じるのではないでしょうか。
さて、会議の前に皆さんの手元には「社史」が届いていたと思います。読まれてどう感じましたか。この会社を築き上げてきた諸先輩方の息吹が感じられたでしょうか。
これから先の60年後、私たちの後輩達が同じように「諸先輩方のお陰で、今の三和物産がある」と言ってくれるような、そんな三和物産を創り上げたいものですね。
新年度、65期も多種多様化する環境の激流の中で、しっかりと地に足をつけて共に頑張ろうではないですか!! 私も今まで以上に頑張りつつ、心から皆さんの活躍を期待しています。
私が代表をしている子会社の株式会社リクラで
マッチのように手軽に着火できる
アロマキャンドル「Rotch」(ロッチ)の
クラウドファンディングが9月19日で終了となります。
おかげさまで目標金額を大きく超える
250%超えの達成です!
サポーターの皆様ご支援ありがとうございました。
今回は「Rotch」がなぜ誕生したのかについてお話します。
現役美大生小笠原さんの大学の授業の課題
「新しい光をデザインしなさい」から発想されたデザインです。
小笠原さんが、このでデザインした「Rotch」を
Twitterで投稿したところ、7万いいね!の反響があり、
「どこで販売しているの?」
「早くこれ見つけて企業さん!!」
などの声が多数投稿されていました。
三和社内でもこのプロダクト面白い!と
一部で盛り上がっていました。
すぐに小笠原さんに連絡をとり商品開発を
一緒にしたいことを伝え、快諾してもらいました。
商品開発にあたり、知人や三和物産の仕入先など
いろいろ声をかけさせていただき、
最終的に小笠原さん
ろうそくメーカーの野田武一さん
マッチメーカーの中外マッチさん
にご協力いただき商品開発がスタートしました。
そもそもデザインした際の作り方では、
燃えカスが残ってしまうことが判明したり、
量産のための機械化も断念せざるをえなかったり、
なかなか前に進みませんでした。
それまではオンラインでMTGを重ねていたのですが、
一度現地の工場や機械を見てみようということで
マッチ工場に訪問してから一気に展開が進みました。
マッチ工場からの帰りには
テストで作った「Rotch」を家まで待ちきれずに
車の中で着火に成功した時は興奮しました。
そして半年後クラウドファンディングできるまで
商品開発が進みました。
何を解決するツールなのか?
どんな価値があるものなのか?
何故今までなかったのか?
これからの「Rotch」の展開があれば
お知らせしたいと思います。
先日葬儀社様と御遺族との商談のお話を聞く機会がありました。
お葬儀プランの御遺族への説明の様子をお聞きして、心情に配慮しながらとても考えられて商談にのぞんでいることが理解できました。
葬儀社様が故人様の人となりを十分お聴きし、ふさわしい提案を行い、御遺族はこれでいいのか少し不安を抱きながらも、会葬者の方々から選んだプランや棺などが認められると自分の選択が間違えていなかったとやっと安堵し、自分を肯定することができるようです。
そのことを聞いて葬儀社様も勧めて良かったと仕事の喜びを感じ、また自信を持ってそのプランや商品をおすすめできるそうです。
我々はそのお話を聞いて採用頂いた商品への想いが高まり、更に開発への意欲がわきます。
その想いにより別れのシーンを思い浮かべる想像力が向上して出会うことのない
会葬者、御遺族→葬儀社様→三和
のつながりが生まれるような気がします。
会えない人とのつながりに想いを馳せ、想像するって我々のものづくりの原点なんだとつくづく感じました。
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