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LEADERS BLOG

2022.7.15 / 清水吉樹

「よくご存知ですね!」
「博学ですね!」
「知識ありますね!」
と人から言われて気分を害する人ってあまりいないですよね?ある事柄について知識があること、貪欲に知識を吸収しようと努力すること、これらは楽しくそして豊かな生活をする上で必要な事だと僕は考えています。知らないことを知る喜び、新たな知識を得て新たな体験ができた時の達成感、これらを無上の喜びと感じる人は多いと思います。
さて、今回のブログは僕が最近「魚屋さん」で買い物をして感じた事をご紹介します。みなさんに少しでも共感いただける箇所があると嬉しいのですが・・。

私がよく買い物をするスーパーは「水産卸店」が鮮魚売場を担当していて、元気のある店員さんが「ぃらっしゃいらっしゃーい♪」と威勢よく買い物客に声をかける、そんな昔ながらの魚屋さんスタイルで販売をしています。
さて、僕は魚のことや料理のことがあまり詳しくないので、実はこの魚屋さんちょっと苦手なんです(笑)
何を選べばよいかわからないし、美味しい魚の見分け方もわからないからです。ちょっと敷居が高いというか、コミュニケーションがとりにくいと感じているんだと思います。
だから「何にしましょう!?」「今日は何を買いに来たんですか!?」「今日はこれが安いよ!」と元気よく聞かれても、無難に「たこ」とか「さんま」とか知っている魚を買うことがほとんどでした。で、ある時この魚屋さんで魚を見てると「今日はどんな夕飯を考えているんですか?」と優しく声をかけてくれる店員さんがいました。「さぁ~、今日は何にしましょう!?」という入りではないんだなーと、思いつつ、「今日は暑いからさっぱりできる献立にしようかな」と伝えると、だったらこの魚とその魚とあの野菜を使ってこんな料理をするとおいしいよ!簡単に作れるから奥さんにも喜ばれるよ!と教えてくれたんです。
『・・・うーん、この人はプロだ!』と感じた瞬間でした。魚屋なんだから、魚の知識はあって当たり前。その上で、野菜の知識や魚をよりおいしく食べるための知識といった魚以外の知識を習得し、その上で顧客の属性から要望を予測して仮説をたてて提案するという姿勢にそう感じたんです。私は「魚」が欲しい訳ではなく「(魚を使った料理で)家族が美味しいと喜ぶ笑顔」が欲しくて魚を手段として購入しようとしている訳なので。きっとこの魚屋さんは「この人(僕のこと)は魚や料理のことあまり知らないし買い物も苦手なんだろうな」と僕を見てそう感じたから、優しく声をかけてくれたんだと思うんですよね(笑)

これからの世の中、知っているだけ、専門分野だけの知識だけ、で顧客の心を掴むことは難しい。顧客が何をしたいのか?何に困っているのか?を想像し、ヒアリングをして、その上で持っている知識をフル活用して付加価値のある提案をする。きっとこれが、これまでもそしてこれからも社会・顧客から求められる姿勢なのではないか、と改めて感じた魚屋さんでの出来事でした。

ちなみにその日の献立は「鯵の南蛮漬け」。美味しくいただきました♪

2022.7.7 / 小平洋一

皆さんは「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」と言う一説を耳にしたことと思います。
世のすべてのものは常に移り変わり、永遠に変わらないものは無い・・と言う、そんな意味です。しかし本当にそうでしょうか・・ 

先日 本当に久しぶりに、社会に出たての頃に大変お世話になった上司に偶然会いました。当時「社会に出てひとり歩きを始めたいじょう、あなたのおかげで・・ と言われるような、そんな生き方を心がけていれば、自然と周りが味方になってくれる」とよく言われました。当時は「そんなもんかな~」と思っていましたが、振り返ってみれば確かに一理あるな・・と。
その昔の上司は「君とあのころ働いていたおかげで、若い人が何を考えているかよく分かった事もあったんだ」と言ってくれました。変わってないな~ と思いつつ、つい昨日まで一緒に仕事をしていたような、そんな気になり「自分は成長してないのか・・」と気恥ずかしくもなりました。

いつまでたっても変わらない生き方や人格は、真面目に誠実に日々を暮らして行くことで養われていくんだな~ と思った時間でした。

2022.6.24 / 西河誠人

先日、横浜で開催された
フューネラルビジネスフェア2022(業界の展示会)に
に出展してきました。

そこで、お客様に注目されたのは、あの『ひつぎひつじ』でした。

「かわいい!」とみなさんが口々におっしゃられるので、
聞かれてもない誕生秘話やTwitterでバズった話を
得意気に話してしまいました。

「『ひつぎひつじ』を業界のキャラクターにしたい!」
同業他社の方の最大限の評価もいただきました。

三和のキャラクターが褒められると、わが子が褒められるのと同じようにうれしくなります。

自分の部屋にも、実は『ひつぎひつじ』を置いていて、仕事で行き詰ったときに何気なく見ると、あのとぼけた愛らしい顔に癒されることもあります。

展示会中に、『ひつぎひつじ』のぬいぐるみはどこで買えるのか?という質問も数人の方からあり、Twitter上でもどこで買えるのか問い合わせがありました。
『ひつぎひつじ』の可愛らしさの虜になる人が、これからもどんどん増えそうです。

『ひつぎひつじ』に負けないように、
三和物産もいろんな方に愛される会社になりたいと思います。

2022.6.17 / 浜永 良成

ある朝、会社の前を歩いていると正面から来る会社の営業車中の〇〇さんと目が合い、彼が笑顔で会釈してくれました。
その笑顔がとても気持ちが良く、さわやかな一日になるような気がしました。

と思っていたら〇〇さんが会社で話しかけてくれました。

取引業者の一社として客先懇親会での突然振られた業者挨拶の中で当社のミッションを交えた彼なりの言葉と仕事に対する意気込みを語ることができたことを話してくれました。

そのあと客先の代表の方からいい良いスピーチだったと褒められたとも。

〇〇さんの本来持っている明るさと最近の成長を活かし、会社が大事にしていることを自分の言葉で語ってくれたことをとても嬉しく思いました。

さらに関係者(〇〇さんの上司)とそのことを共有できたことでその日は本当に気持ちの良い一日でした。

いつも無理をしてつくり笑顔をする必要はないと思いますがまわりの人を肯定視しているからこそ内側から出てくる笑顔は〇〇さんの宝だと感じました。

2022.6.3 / 小平洋一

5月の連休に、東京国立博物館で開催されている「空也上人と六波羅蜜寺」という特別展を鑑賞してきました。
皆さんも日本史の教科書などで一度は見た事があるのではないでしょうか。
ここで仏教を語るつもりはなく、「造形」について感じたことを書きたいと思います。

天才といわれる彫刻家・造形家などに共通して言えることは「単に物の形だけではなく、そのものの本質を表現しているからこそ、本物以上に本物に見え、さも生きているかのように訴えてくるものが造れる」と言う事のように思います。
これは彫刻などの芸術品だけではなく、三和物産が多くの「想い」を込めて造り上げる商品にも言えることではないでしょうか。

たまには時間を作り、「想いの込められた作品」をじっくりと鑑賞し、自身の心の幅・視野の幅を広げては如何でしょう!!