LEADERS BLOG
先日児童文学家の松居直さんのテレビ番組を偶然見ました。
松居直さんは創作絵本の出版に力を注ぎ、多くの作家を育て、児童文学界に大きな影響を与えた方です。
松居直さんは幼少期にお母さんから絵本の読みきかせを体験しました。
好きなところを何度も読んでもらったそうです。
読みきかせの大切さをこのように語っています。
「文章を読んでもらい、耳から聴き、同時に絵を見ますね、絵を読みます。絵本は読んでもらうと同時にこの二つの言葉の世界を読み取れるんです。そうして子供が自分の中に物語の世界をつくるんです。ですから絵本そのものは手がかりであって、子供が自分でつくる世界が本当の絵本、それこそが絵本体験だと考えています」
「絵本は自分で読んでいますと、言葉と挿絵の間にどうしても溝ができる。時間の差ができますから、それを一つにするのはなかなか難しい、、、絵本に印刷された挿絵は静止画ですが、子供の中に見えている絵本の世界は生き生きと動いている」
このように父母や周りの人からの読みきかせを体験することで唯一無二の自分だけの物語として記憶に刻まれていく。この体験があればきっと創造力にすぐれた、あたたかい人に育っていくことができるはずだと感じました。
これからの社会からもしかすると忘れられてしまいがちな人と人の密なつながりと二つの言葉からつくられる想像世界、とても大切なことが絵本体験にはあるんだと知りました。
皆さんは「制限」とか「制約」というコトバを見てどんな気持ちになりますか?
そのままの意味としては、
制限=許容できる限度や範囲を決め、それを超えることを許さないこと。
制約=条件をつけて自由な活動を妨げること。また、その条件。
ということなので、どちらかといえばネガティブなニュアンスとして受け止めることが多いのではないでしょうか?僕もどちらかといえば消極的な姿勢や状況をイメージして、居心地が悪くなります。逆に「無制限」とか「制約なし」というコトバに血沸き肉躍るといったところでしょうか(笑)
ちょっと話は変わりますが、僕は飛行機や新幹線での移動中がもっとも集中できる時間です。読書や仕事など、オフィスにいる時よりも数倍はかどるし良いアイデアが浮かんだりします。別に電車や飛行機に乗ることが特別に好きなわけではないのですが、限られた時間と空間に強制的に身を置かれる、という制約された状況がそうさせているのかもしれません。
思えば、人生に制限や制約が無かったらどうなるんだろ?きっと大味で大雑把で単純な味気のないものになるのではないでしょうか。時間、命、名誉、地位、財産、こういった人々が血眼になって追い求め大切にしている対象も、制限や制約があるからこそ希少性や重要性が増し魅力的なモノになるんだと思います。
制約や制限を嘆くのではなく、そこにチャンスやワクワクが存在するんだ!
と、日々リミッターを解除してアグレッシブに生きていけたらいいなー、と思う今日この頃であります。
ちなみに、今回のブログは休日に家でのんびりしながら書いてます。だからという訳ではありませんが、いつも以上に薄い内容になった気が・・・。
ではまた~!
今回は管理部についてご案内します。
管理部には様々な部署がありますが、それらは全て独立した業務を行っています。
管理部をより身近に感じてもらい、社員の皆さんの三和ライフを充実したものにしていただくべく、「管理部通信」の創刊第1号を発刊しました。
管理部は「社員の皆さんの応援部隊」であり、会社の窓口でもあります。
どの課が、どんな業務をしているか・・・なんとなく分かるようで分からない・・そんな存在であると思います。
今後はこの管理部通信を通し、社内の情報発信・皆さん個人の生活に関する有効な情報発信・三和の社員だからこそ得られる情報・・などなど
毎月の管理部通信が楽しみになる様な情報発信をしていきますので、こうご期待!!
PS:こんな情報が欲しい! こんなことに関して知りたい! など、リクエストもどんどんください。
もっと早く聞きたかった~ と思うような深堀をした発信を出来るだけして行きます!!
2019年5月に金沢に本社オフィスを移転し、
これまで何度か組織体制の変更やコロナ禍による対応などに伴いレイアウトを見直してきました。
先日、移転してからは初となる大幅なオフィスのレイアウト変更が行われました。
このプロジェクトには、様々な部署の9人が中心となり、週1でミーティングを重ねながら進めてくれました。
繁忙期であったにも関わらず、業務の合間を見て積極的に取り組んでくれたことに感謝しています。
ミーティングでは、「カ・ケ・ザ・ン」つながりの意見や関連する話題がたくさん出ました。
(リンク→https://www.youtube.com/watch?v=So_bcWpwLms)
今回のレイアウトには、話しかけやすさを重視するため、面倒くささをあえて取り入れるなど、ミーティングでの意見交換が大きな影響を与えました。
また、「テレワークで場所を選ばず業務ができるようになった今、なぜ会社に来るのか?」という問いについて、皆で考え、改めて三和物産においてオフィスの定義を「三和カルチャーをつくる場」としました。
今後も、より良いオフィスになるように皆さんと協力して進めていきたいと思います。
また、機会があれば、三和カルチャーについて話をする機会を設けたいと考えています。
家内が10年ほど前に、1年半近く飼い主のいない生活を送っていた猫をもらってきました。
オレンジっぽい茶猫なのでオーレンといいます、名付け親は不明です。
あまり愛想のないマッチョな雄猫で、私の近くに来ることもなく、またペットということでもなくただ同居しているという感じでした。
その関係は時が経っても変わらなかったのですが、2ヶ月ほど前より鼻がグズグズでよくくしゃみをするようになり、家内が動物病院で診てもらったところ、鼻の上の方に癌があるが高齢なので手術もできないという。
食も細くなりマッチョだった身体は痩せてしまい、毛も艶がなくバサバサになってしまいました。
ここ1ヶ月は鼻血を垂らすようになり、よく見ると目からもうっすら血を流すようになりました。
ただよろよろとしながらもちゃんとトイレには行って排泄はします。
止血剤や抗生剤で治療しており、家内が家でも栄養剤を点滴し、針を刺されても意外と大人しくしています。
私も家にいる時は鼻血を拭いてやったり、時おり撫でたりしてしていたら、最近は私の近くに擦り寄ってくるようになりました。
そうなると可愛いもので膝の上にのせてやったりしているうちに友人のように感じるようになりました。
誰にも不満も不安も言わずに静かに過ごしています。
もうしばらくすると亡くなるという医者の見立てです。
命あるものが最期まで懸命にけなげに生きようとする姿は凄いなと思ってしまいます。
もっと早く友人になれれば良かった、、、
あの鼻血が詰まった顔をもう少し見ていたいなと思います。
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