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LEADERS BLOG

2022.1.21 / 清水吉樹

「つながりが実感できる新たな別れのカタチを創る」
これは僕たち三和物産が掲げている使命(ミッション)です。つまり、三和物産がこの社会そして世の中に存在する意義であり、提供すべき(できる)価値となります。これを使命と覚悟を決めて事業と経営をおこなっています。

さて今回はこの「使命」の解釈を述べさせていただこうと思います。
コトバごとに解釈し、最後にフレーズ全体の解釈をするというカタチでご紹介します。
え?
つまらなそう?
まあそうおっしゃらずに、ぜひお付合いください!
そして感じた事やご意見などお寄せいただけると嬉しいです。

ではさっそく【つながり】の解釈から。

【つながり】
感謝・敬意・愛情を相手に届けようと思う気持ち。
その相手は身近にいる人、まだ出会わない未知なる人、そしてもうこの世では言葉を交わすことができない人など、その対象はとても広範囲で時空を超越したもの。つまり物理的な「つながり(connect)」ではなく概念としての「つながり(ties)」であり、「自分以外」つまり社会や他人に素直な気持ちを伝えよう(伝えたい)とする想いこそが「つながり」である。
テクノロジーの進化や価値観の多様性などを背景とした『つながり』の希薄化というか変容が指摘される現在に於いて、改めて「『つながり』とは何か?」をじっくり考察し、そして取り組み格闘していく姿勢はとても大切だと考えています。

【実感】
誰から何を言われようとも、自分がしっかり肚落ちして感じることができている状態。
ニュアンスとしては「理解(頭で整理して解釈する)」ではなく「感覚(感じる)」。つまり客観的ではなく主観的なもので、あれこれ定義付けしたり、無理くりこじつけて納得したりするものではなく、正直で素直な心で感じること。

【別れ】
大切な人とのわかれ(離別)、昨日の自分とのわかれ(挑戦)、常識からの別れ(変革)
「別れ」は基本的にネガティブなものとして受け止められることの多い概念ですが、ここでは「変化」と解釈します。

【カタチ】
感謝や惜別の気持ち、挑戦や変革の想い、の表現方法。
僕たちは、葬儀や告別式といったお亡くなりになった方々との最期のお別れの場で使用する道具を製造し販売しています。また、愛する人・大切な人との別れに直面している方々に寄り添いそして支えることに真摯に真剣に取り組まれている葬祭事業者様のお役立ちができるかことは何か?を考えそして行動しています。
10人いれば10の異なる想いがあり、その結果として10の異なる「カタチ」があるんだ、ということを忘れることなく様々な表現方法を世の中に提示していくことが必要だと考えています。

【創る】
世の中に提示すること。発信すること。
カタチあるものを製造するだけではなく、表現方法といったカタチのないもの、そしてカタチあるものとないものを掛け合わせた体験価値、それらを社会に発信することではじめて「創出」したことになる、と考えています。つまり社会に問いかけ続けることが大切だということを意味します。

【つながりが実感できる新たな別れのカタチを創る】
人々が感謝の気持ち・他者への敬意を暮らしの中で実感し日々新たな気持ちで挑戦できる、そんな社会づくりに貢献する!
これが僕の三和物産の使命の解釈です。

さて、いかがでしょうか?
「使命」を分解して解釈をしてみたのですが皆さんの解釈と比較してどうでしたか?
僕はこのような解釈を基に、そして、三和物産の仲間と共に、これからも日本の人々が豊かに安心して誇り高く生活できる社会づくりに微弱ながら貢献し活動していきたいと考えています。

2021.12.10 / 清水吉樹

「自由が嫌い!」という人は僕の周りにはあまりいないのですが、皆さんはどうですか?
僕もできれば自由に生きることができた方がいいなーと考えていますし、大切にしたい価値観の一つです。さて、ここで改めて「自由」とは何か?どんな状況が「自由」だと言えるのか?そんなことを考えてみました。

『自分の好きなことだけを好きな時に好きな人と(または一人で)好きなだけやれる状態』が「自由」だとしましょう。確かに「自由」な感じがします。
さて、いささか唐突ですが、僕の息子(3歳)は、おそらくこの「自由」が何かに妨害された!と感じた瞬間、泣いたりわめいたり踊り出したりしてかなり周りをげんなりさせます。彼の心中を僕なりに察しての勝手な解釈ですが(笑)
でも、いい大人はそんな振る舞いをするわけにもいきませんよね。
しかしながら、泣いたりわめいたりはしないまでも、同じようなことをしていないだろうか?!とハッとすることがあります。
例えば、
・機嫌が悪くなる
・不満な気持ちを態度に表す
・無視する
・あきらめる
などなど。
これは周りの人を困らせるような振る舞いではなかろうか?
泣いたりわめいたりする以上に質の悪い態度ではないか?
と、これは大いに猛省すべきだなぁ・・・とモヤモヤしていた時に、次のような言葉に出会うことができました。新聞のコラム欄に掲載されていたものですが、とても素敵で勇気づけられるメッセージだと思ったので、ここに内容を一部抜粋してご紹介します。
皆さんのこれからの人生を、楽しく充実した自由を実感できる時間にするための気づきになれば幸いです。
 
 
自由とは何か?
自分のことだけを考えて楽をする。それは「わがまま」。
つらいこと、いやなことはしない。それは「逃避」。
そうした生き方を続けていると自分の可能性はどんどん狭まり、逆に不自由になる。
困難の壁にぶつかっても希望を捨てない。自分らしく一歩でも一ミリでも挑戦を続け可能性を開いていく。その生き方にこそ真の「自由」と「満足」がある。

2021.11.5 / 清水吉樹

ういろう・きしめん・ひつまぶし・味噌煮込みうどん・手羽先・といえば、はい「愛知(というより名古屋かな?)」ですよね。僕はこれらが好物で愛知に行くと必ず何かを食べてます。さて、今回のブログ、タイトルが「愛知」となっていますが、地名の「愛知」ではありません。『知ることを愛する』というテーマでお話をさせていただきます。

『知ることを愛する』これは「哲学」の直訳です。そうなんです。「哲学」って知ることを愛しそして追及する姿勢のことを言うんです。
「この世は何でできているのか?」
「人間(自分)はどうあるべきか?」
「社会はどうあるべきか?」
といったなかなか「答え」を見つけにくいテーマを掘り下げて徹底して考える学問なんですね。「哲学」というと「俺には関係ない」「私は興味がない」という方もいらっしゃるかもしれません。
でも、日々生活していく中で
「今なんでこれをやっているんだろう?」
とか
「あの人はこうあるべきではないのだろうか?」
とか
「もっとこう伝えれば(言えば)よかった・・」
とか、思い悩むことありませんか?
僕はあります。
けっこうあります。
でもこれは「どうあるべきか?」を考えるプロセスで涌き出る「葛藤や苦悩」でここから成長や発見があるのではないかと僕は考えています。
「葛藤」や「苦悩(悩み)」がある、ということは必死に考え誠実に生きている証です。そこにしっかり向き合い続けたその先に「愛知」の奥深さ・面白さ・偉大さを知り、そして豊かな人生を歩むことができる!と信じて、今日も葛藤や苦悩を満喫しましょう!
ういろうでも食べながら。

2021.10.1 / 清水吉樹

突然ですが、僕たちの会社、三和物産は9月決算です。つまり、このブログを書いているタイミング(2021年9月26日)はちょうど期末の最終追い込みの真っただ中!ということで、少々私の精神状態が不安定な状況でこのブログを書いている、という前提でお付き合いください(笑)

さて、「多様性は大切にすべき概念だ」とお考えの方は少なくないと思います。大企業ではダイバーシティといった考え方で組織運営することが必須となっていますし、様々な意見や考えを尊重することは大切だよね、といった発言で炎上することは少ないと思います。でも「多様性」ってそうみんなが考えているほどシンプルではないようなんです。
なんと!人間はそもそも「自分と異なる考えを排除するよう設計(遺伝)されている」から。つまり僕たち人間はもともと「多様性」を尊重しない生物らしいんです。これは、僕の持論でも主観でもなく、社会心理学・心理学・生物学・歴史学などを紐解き分析し複数の人たちが検証して出た結論なので、信憑性は高いのではないでしょうか。
たしかに、
・国という概念
・有史以来の戦争や革命
・忖度(日本だけではなく古今東西ある処世術)
・権威に弱い(日本だけではなく古今東西ある傾向)
など、「多様性がないがしろにされている!」という状況は古今東西枚挙に暇がありません。

でも、僕は断言します!
それでも多様性は大切で組織で育み守り抜くべき概念である!と。
まあ、私が唾を飛ばして断言するまでもなく、多くの方々がおっしゃっていることですが・・・。ただ、私が多様性は必要だ、と感じている観点は「イノベーションの土壌である」という点よりも「間違えや失敗を減らす本質である」という点にあります。
「多様性」が間違いや失敗を減らすってどういう意味か?
例えるならば、スイスチーズ(ハイジに出てくる美味しそうな穴が開いたチーズ。でもハイジって若い人は知らないかも・・・)をスライスした穴だらけのスライスチーズをイメージしてみてください。これ1枚だけだと「穴」だらけですが、これを複数枚重ねると「穴」はなくなります。数が多ければ多いほどその「穴」がふさがる可能性が高まります。でも、もしすべてのスライスチーズが同じカタチだったとしたら「穴」はふさがりませんよね?何枚重ねても同じ場所に「穴」があるからです。そうなんです。同一性(多様性の逆)では「穴」を埋めることができないんです。違いがあるから「穴」を埋められる。つまり、違いがあるから「穴」つまり【課題】に気が付けるのです。
今までは特に気にもならなかった「ただの穴」が、環境の変化によって「致命的な大穴」になる日が近い将来くるかもしれません。その時になって「穴」の存在に気が付いても(つまり多様性を大切にしなかったツケ)もう手遅れなのではないか、と私は考えています。
基本的に「多様性の確保」は難しいんです。でもそれは僕たちが間抜けだからではなく、人間がそもそもそうなってるから!そう開き直って前を向き諦めることなく「そもそも多様性を育むことは難しい」という前提に立ち、社会やお客様に価値を提供し続ける「三和物産」を多様な僕たちで創っていきましょう!

さて、くどいようですが、僕は今、期末という状況下でとてもナーバスになっています。
いつも以上にポエムなブログになりましたこと、どうかご容赦を!

2021.8.20 / 清水吉樹

『人生を変える方法。
心が変われば、態度が変わる。
態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる。』

(ネットより)

誰が残した文章なのか諸説あるようですが、野村克也さん、松井秀喜さん、といったトップアスリートの方々、そして多くの経営者の方々が座右の銘として大切にされているコトバです。「うん、そうだよなー」と深く納得できるコトバではありますが、これ、僕たち凡人にはそう簡単にできることではないですよね・・・。まず「心を変える」とこから挫折しそうです・・・(笑)

さて、僕の個人的で勝手な「超解釈」になるのですが、これ、順番を変えた方がしっくりくるんですよね。どう変えるかというと、まずはじめに着手すべきは「行動」ではないかと。そう、とりあえず動いてみる、ということです。難しく考えずに、軽やかにいつもと違うことをする。例えば、ランチは意識して違う店にする、とか、普段読まないジャンルの本を読む、とか、通勤時にいつもと違う車両に乗ってみる、とか、自分から「おはよー」と元気に挨拶してみる、とか。
なんでもいいと思います。そんな気軽なことでも、きっと心に変化がでます(でるはずです!)そうしたら「態度」も変わる(はずです!)。
さあ、ここまではなんとなくできそうな気がしませんか?
でも、問題はここからです。
そう「習慣」です。「習慣」を変えるって、これはかなり難しいです。皆さんどうですか?生活習慣を改めましょう!とか食生活を見直しましょう!とか「今やっていることを変える(止める)」って忠告や提言を、目や耳にしたくない!という人、少なくないのではないでしょうか。でも安心してください!私の「超解釈」では、この問題も解決済です!
それは「変える」を「はじめる」に置き換えればいいのです。つまり「あたらしい習慣をはじめる」で良いんです。変えなくてもいい、加えればいいんです。加えながら結果的に変わっていく、というイメージでしょうか。
そんなことで「習慣」が変わるの~(ウタガワシイ・・)?と思ったそこのあなた!
まずは「行動」してみましょう!
きっと「人生」も変わるはずです!

最後に、この「超解釈」に大きな示唆・影響を与えてくれた福岡のT氏へ、こころからの感謝と敬意をこめて。ありがとうございました。

【参考資料:僕の「超解釈」による『人生を変える方法』】
行動が変われば、心が変わる。
心が変われば、態度が変わる。
態度が変われば、変化を楽しめる。
変化を楽しめれば、新たな習慣を試したくなる。
新たな習慣を試せば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる。