LEADERS BLOG
テクノロジーの進化・発達のおかげで、昔であれば1日かけて移動していたところを1時間で行けるようになったり、手紙を送って相手に届くまで数日かかっていた文章による共有が秒でしかも複数人に同時にできるようになったり。ちょっと比較する対象が昔すぎたかもしれませんが、10年前と比較しても暮らしや仕事の仕方、それに伴う常識がかなり変化したことは皆さん共感いただけると思います。ソーシャルディスタンスというスローガンもありましたしね。さて、僕はこれらの現象をひっくるめて「距離感変容」と名付け注目しています。物理的・時間的・心理的・対人的・社会常識などあらゆる領域で「距離感」の感覚が大きく変わったのではないか、と。まあそんなこと、いちいち言わなくてもわかっていることだしどうでもいいことだね・・と、また指摘されそうですが、これからの10年でどう変わっていくのかを考えるとそこに様々なチャンスが隠れているような気がしませんか?きっと10年後の僕たちは『昔(10年前)はあんな無駄なことしてたんだなー』とか言ったりしているのではないかと思います。
ハナシは全くかわりますが、先日チェーン店のカフェの店員さんから「これ食べる?」と、めちゃくちゃフランクに話かけられてかなり衝撃を受けました。「こちらお召し上がりになりますか?」と聞かれるだろうと想像していたので、えぇーーーっ!?って感じです。でも不思議と嫌な気分にはならなかったんですよね。その店員さんのキャラなのか、はたまた、僕の気分が比較的良くて寛容な気持ちでそれを受け止められたからなのかはわかりませんがその瞬間「距離感」がグニャっと変容したような気がしました。
「距離感」って抽象的で相対的な概念だとは思いますが、それを意識してみるといろんな気づきが得られるのかもしれません。僕が当たり前と感じている「距離感」は周りの人から見て適切なんだろうか?とか。「距離感」を意識して変えることで新たな関係を構築できるかも!とか。
えーと。今回のブログも「落ち」の無いカタチで終了となってしまいそうです。距離というテーマで皆さんとの「距離感」を縮めたかったのですが・・・・。
ではまたー!
この人たちは天才だ!と尊敬し憧れている職種というか人たちが、僕には3種存在します。
1つ目は「漫画家」。
理由は、絵も描けてストーリーも構想できてコトバも創り出せる、という点でマルチな能力や才能が必要だと思うからです。なぜこの3つの能力を高い次元で併せ持つことができるのか・・・。不思議です。
2つ目は「作曲家」。
理由は、メロディーを産み出すということができる、という行為がもう信じられないからです。なぜメロディーが思い浮かぶのか。そしてなぜそれを譜面にかいて再現できるのか・・・。かなり不思議です。
3つ目は「棋士(将棋/チェス/囲碁)」。
僕は将棋やチェスは好きではありません。なぜなら5手先を読めないからです。というか3手先も読めません。なぜそれができるのか??全く意味がわかりません。三和物産にも将棋が好きな人がいるのですが、その人も数手先を読むというゲームを純粋に楽しいと感じているようです・・・。とても不思議です。
さて、この天才たちの中で、僕が特に尊敬し憧れている人がいます。その人は羽生善治棋士です。今は藤井棋士という若い棋士が注目されているようですが、羽生棋士は特別です。僕は将棋が好きではないので、将棋の打ち筋がどうとかはあまり興味がありません。なんというか、そのたたずまいや存在感そしてコトバに人としての深みと厚みそして孤高の厳しさを感じるんですよね。
天才ってきっと孤独だと思うんです。周りに理解してくれる人が少ないと思うから。でも天才でありながら想像力を駆使して天才ではない人の気持ちを推理し察することができる人。そんな人がきっと世界を良い方に進めてくれているのではないでしょうか。羽生善治さんはそんな天才の中の天才なんじゃないかなーって思ってます。
羽生善治語録には勇気がモリモリ湧いてくるそんなコトバがたくさんあるのですが、その中でも僕の好きなコトバを紹介して今回のブログを締めくくらせていただきます。きっといろんなことに挑戦する勇気が湧いてくるはず!ではまた!
新しい試みがうまくいくことは半分もない。でもやらないと、自分の世界が固まってしまう。
(羽生善治)
皆さんは「制限」とか「制約」というコトバを見てどんな気持ちになりますか?
そのままの意味としては、
制限=許容できる限度や範囲を決め、それを超えることを許さないこと。
制約=条件をつけて自由な活動を妨げること。また、その条件。
ということなので、どちらかといえばネガティブなニュアンスとして受け止めることが多いのではないでしょうか?僕もどちらかといえば消極的な姿勢や状況をイメージして、居心地が悪くなります。逆に「無制限」とか「制約なし」というコトバに血沸き肉躍るといったところでしょうか(笑)
ちょっと話は変わりますが、僕は飛行機や新幹線での移動中がもっとも集中できる時間です。読書や仕事など、オフィスにいる時よりも数倍はかどるし良いアイデアが浮かんだりします。別に電車や飛行機に乗ることが特別に好きなわけではないのですが、限られた時間と空間に強制的に身を置かれる、という制約された状況がそうさせているのかもしれません。
思えば、人生に制限や制約が無かったらどうなるんだろ?きっと大味で大雑把で単純な味気のないものになるのではないでしょうか。時間、命、名誉、地位、財産、こういった人々が血眼になって追い求め大切にしている対象も、制限や制約があるからこそ希少性や重要性が増し魅力的なモノになるんだと思います。
制約や制限を嘆くのではなく、そこにチャンスやワクワクが存在するんだ!
と、日々リミッターを解除してアグレッシブに生きていけたらいいなー、と思う今日この頃であります。
ちなみに、今回のブログは休日に家でのんびりしながら書いてます。だからという訳ではありませんが、いつも以上に薄い内容になった気が・・・。
ではまた~!
「そんなはずではなかったのに・・・」
「なんでこんなことになったんだろう・・・」
と嘆き怒りそして悲しみに暮れること、皆さんも経験があると思いますがいかがですか?
僕はけっこうあります(笑)
例えば、
電車が遅延して遅刻した
上司の指示どおり行動したのに叱責された
部下が仕事でミスをしてお客様からの信頼を失ってしまった
子どもが走り回って他人のモノを壊してしまった
雨が降ってイベントが中止となった
伝染病が流行して旅行に行けなくなった
などなど。
このような「想定外」の出来事ってよくあるハナシです(少なくとも僕は)。
「想定外」。嫌なコトバです・・・。
でもこの「想定外」を意識的に作ったり楽しんだりするケースがあります。それは「旅行」です。特に言葉も文化も違う国へ行く海外旅行なんて最たる例です。あえて、不安・恐怖・混乱・不合理・怒り・失望・・といった居心地の悪さを大金と時間をかけて体験するなんて不思議なものですが、それが旅の醍醐味だと僕は考えています。
あれ?
もし日常生活でもそんな「想定外」を楽しむことができたら?
そういう境地で生活できれば心穏やかなHAPPYな生活が送れるのでは?
これは試してみる価値があるかも!
ということで、皆さんからの「想定外」なご相談やご提案、お待ちしております!!
ではまた!
皆さん、新年あけましておめでとうございます!
2023年が皆さんにとってかけがえのない1年になりますように!
さて。新年ド頭のブログなので、ここはやはり今年の干支である「兎」にからめた内容にしようかと兎にまつわるコトバを検索してみました。初めて目にするものからなじみのあるものまで様々あったのですが、ちょっと面白いコトバを見つけたので紹介しますね。
【守株待兎(しゅしゅたいと)】
どうですか?皆さんご存知でしたか?
意味は、
❶たなぼたを期待すること。偶然の成功体験に執着して、古いやり方を変えようとせず、臨機応変な新しい対応をしないこと。
❷何の努力もせずに、利益にあずかろうとすること。
です。
中国の故事(韓非子)のコトバなのですが背景を知ると面白いので簡単にご紹介します。
『昔,ある農夫がいました。その農夫は,毎日いやいや農作業をしていました。さて、その農夫の畑の隅に木の切り株があったのですが、ある日そこに走ってきたウサギがぶつかり死んでしまいました。「ラッキー!今日は,何もしていないのにウサギを手に入れたぞ」と喜んだ農夫は,次の日から農作業をやめて、またウサギがこないかと待ち続けました。しかし、二度とウサギが切株にぶつかる日は来ませんでした。来る日も来る日も待っていたために、畑には作物が実らず荒れ果てて国中の笑い者になった、という話です。』
どうですか?
馬鹿な奴だな~と思った人が多いのではないでしょうか?でもみんな案外似たようなことをやってしまっているかもしれません(笑)
さて話はかわりますが、兎といえば「二兎追う者は一兎も得ず」という諺が有名ですよね。古今東西で同じような意味の諺が存在していますので、よほど二兎を追うことは難しいのでしょう。でも三和物産は2023年そしてそれ以降も二兎どころか八十兎を追いそして捕まえることに挑戦していきます!そうです、一人では二兎追うことは難しくても、80人(三和物産の仲間の数)がそれぞれの力を発揮したり協力したりすることで、80兎いやそれ以上の兎を捕まえるんです!素早い動き、そして予想外の動きをする「兎=価値」を諦めずに追いかけ続けるその先に、成長と幸せがあることを信じて!
さあ2023年。上を見て。飛躍しましょう!仲間と共に!
本年もよろしくお願いいたします。
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