LEADERS BLOG
先日ある書籍の中に「こうでありたい・・」と思う言葉があったので紹介します。
「積み重ね 積み重ねても また積み重ね」
積み重ねることの大切さは誰しもが感じているところと思います。普通なら1回、しかしそれ(積み重ねる努力)を3回も繰り返すだけの執念と言うか努力と言うか、自分の仕事への姿勢も、コツコツと積み重ねることを繰り返すことで、芯のあるブレない物になるんだな~と・・見習いたいと感じました。
どんなに優秀な「知識」を持っていても、それを使うのは「人間」。知識や技術の詰め込み(頭でっかち)ではなく、人間力をしっかりと磨いて成長しようではありませんか!
昔読んだ本の中に「ジャパン・アズ・ナンバーワン」という本がありました。
懐かしいと思われる人もいると思いますが、まだ出版当時(昭和55年くらい)生まれていなかった人もいると思いますので少しだけ内容を・・
この本は当時の日本経済を褒めちぎり、日本から何を学ぶべきか・・などがを明瞭に書かれた内容となっています。そして最後には「アメリカへのレッスン」という章までありました。事実、その後日本は空前のバブル景気に入っていくわけです。
しかし今現在、「見習われる」から「見習わなければならない」に変化してきてしまったと思うのです。
コロナ禍からアフターコロナを鑑みると、企業も様々な良いもの(状況)を「見習い」社員に、社会に貢献できる三和にならねばと考える今日この頃です。
お酒好きの方はすぐにピンとくる「上善如水」・・・
そうです! 新潟県が誇る日本酒です!
しかし!! 今回はお酒の話ではなく、本来の「上善如水」の意味をお話しししようと思います。
「上善は水の如し。水(よ)善く万物を利して争わず。・・・」と言う老子の言葉(考え方)です。
水は万物を助け、育てて自己を主張せず、だれもが嫌うような低い方へと流れて、そこにおさまる。これが人としての最善な生き方である・・」と、述べています。
人間の努力や執念から遠ざることが人間の生き方の目標であると理解されている一見、弱気な消極的な思想に感じます。
しかし、そうでしょうか?
「水」は流れ続ける事で大きな岩も砕きますし、昨今では水で車も切断できます。
また、器によってはどのような形にもなり、どのような隙間にも入って行けます。
そんな、柔軟ではあるけれども、力強い、底力のある生き方をしたいな~ と感じます。
日々忙しく仕事に向き合っている皆さん、たまには少し立ち止まって自分を見つめることをしてみては如何でしょうか。
禅語の中に「明珠在掌」という言葉があります。
これは「みょうじゅたなごころにあり」と読みます。
意味とすれば「大切な宝物は、常に自分の中に存在し、自分をよく知ることが大切」という意味です。
自分自身の心の中の大切なものを見つけることは、日々の喧騒に巻き込まれ、自分を見失わないためにも大事なことだと感じます。
今の自分の最も大切な心の中のものを見つけ出し、日々それを磨けば、自身の能力や個性になると思います。
自分のために、忙しい中にも、たまにはゆっくり時間を作ってみてはいかがでしょうか。
先日ふと感じたことがあります。
とある仕事を、「良かれと思いやってあげた・・」
とても思いやりのある協力的な模範行動だと思います。
でも、本当にそうだったのでしょうか・・
見方によれば、やってあげたことで、やってもらった人は「経験」が出来なかった・・
のかもしれません。
仲間同士が協力し合って業務に当たる。この本当の意味での効果が出るのは、
「互いに協力し合うことの意味を、しっかりと理解しあっている」場合だと感じます。
ある時には「やらせなければいけない時もあるでしょう」
ある時には「厳しいことを言ってあげなければならないこともあるでしょう」
本当の「優しさ」は「その人のためを思う思い遣り」ではないでしょうか。
仕事の中でも、次の人の仕事に対する「思い遣りある、優しい仕事」を心掛けたいものです。
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