LEADERS BLOG
10月23日に三和物産の今期全体会議を開催しました。
新人さんは本社参加ですが、支店、工場はオンライン参加となりました。
2年前から継続の全社目標があり、今期が節目の期となるので全員で目標達成への心意気や方針を共有しました。
今のままでは達成できない目標に対して営業は個人個人の数値目標と実績をリアルタイムで明確にしていきます。
しかし営業の数字を追うことだけがこの目標達成の道ではなく、みんなが進化していくこと、関係者が部門を越えて状況や課題を共有し連携していくことです。
そしてどうしたら達成できるか考え合う三和の各部門内外のカケザンが起こることが要となります。
その中で若い人が手探りで試してみたり、ベテランが苦労しながら取り組んでいることが刺激となり連鎖反応が拡がることを期待しています。
1人ではできないことにみんなで向かうことを三和の強み、良さにしていきたい。
それが当たり前の企業風土を育てていきたい。
ある人から言われた言葉です。
「一人で悩むな!」
心の中で叫んでみんなで頑張っていきましょう。
そして来期は是非全員が本社に集まり全体会議と懇親会を開催しましょう!
ときおり亡くなった母のことを思い出します。
背丈が同じくらいで口元のしわが似ているおばあちゃんに街ですれ違った時。
家内が作ってくれた味噌汁や煮物が偶然母の味と似ていた時。
電車の中で母に声が似ているおばあちゃんの声を聞いた時。
そんな時もうすぐ7回忌なのに母はもういないんだなぁと思い、昔の些細なことが脈略なく頭の中に浮かびます。
妹とよく喧嘩して「お兄ちゃんでしょ!妹いじめたらダメ!」と怒られたこと。
朝ごはんの時に炊きたてご飯を熱そうにおにぎりにしてくれたこと。
(握ったはしから妹と熱々を食べる)
私が母の言うことを聞かずに怒って私が好きだったビートルズのレコードを割ろうとしたが弾力が強くて割れなくておかしかったこと。
高校受験の時に冗談で不合格だったと電話した時の悲しそうな声。
(ごめん)
高校の時に下宿していた友人の分まで毎日弁当を作ってくれて鞄が重かったこと。(ありがとう)
そんなふうに想い出すことも供養かなぁと、、、考えたりもします。
当然最期は棺の中で穏やかに眠っている顔。
(いつまでも目に浮かびます)
もう一度あの声を聞きたい、名前を呼んで怒られたい、、、と無性に思ってしまいます。
コロナ禍の中、仕事が成り立っているのは会社の皆さんのおかげであることを以前書かせてもらいました。
さらに我々がお客様に必要なものを供給できているのは、まさしく国内外の仕入先の皆さんのおかげです。
その中でも特に中国の仕入先のおかげで、コロナ感染の始まりから今まで、新商品の開発には影響はあるものの、今必要な商品についてお客様に大きなご迷惑をかけずに届けることができています。
中国の工場も、当初は混乱して従業員の方も少なかったようですが、操業状態は早期に回復しました。そして今でも日に4回検温し、毎日消毒するなどできる限りの対策を行なっています。
今まで日常の中で当然だったことが、本当は様々な人の営みにより成り立っていたことを思い知らされました。仕入商品が滞ることを想像するとぞっとします。
常日頃多くの商品が入荷され、お客様にお届けする事が出来ることは当たり前のように考えていましたが、改めて仕入先の方々に感謝したいと思います。
以下は主に中国都市部の状況です。
中国も大規模な都市開発のため地縁社会が崩壊しつつありました。
そこで政府は高齢化対策として互助ネットワークというシステムを作り、その中に居民委員会という組織を置きました。
専門家ではなく地域住民同士で後期高齢者の電話での安否確認、家庭訪問を行っています。
政府は高齢者が家に閉じこもらないように老年大学を設立しました。
また公園での野外リクレーション、太極拳、広場ダンス、カラオケなど市民が互いに繋ぎ合うことも始めました。出張の際に街角でのマージャンも見かけることがあります。
親子同士もスープが冷めない距離に住まい、祖母祖父は孫の世話や食事を作ることが普通のようです。
中国政府の施策は、こと互助のシステムにおいては日本よりはるかに進んでおり、国民にも浸透しているようです。
国民性や今の日本状況などの違いはありますが見習う部分が多いことも事実です。
今の状況を踏まえて、日本は互いに助け合う新たな形が求められています。
三和はテレワークに移行できない社員の人たちも時差出勤や交代出勤などで頑張っているおかげで今も頑張れている。
現在の生活に目を向けるとこれまで以上に過酷に働いている業種の人たちのおかげで私は生活できている、そして自粛できることをあらためてありがたいと思わなくてはならない。
スーパーやコンビニで食べ物を買えるありがたさ。
お店に行けば当たり前にほとんどのものが買えるけど、それは作って、運び、販売してくれる人がいるから。
そう考えると今の状況だからこそ、大切なことに気づかさせてくれることもあるんだと捉えることができる。
その感謝の気持ちをほんの少しでもお客様、社会に向けて三和のやり方でかえすことができないか考えてみたい。
我々が扱う商品も世の中にとって必需品であり、とても大切な仕事であることを心の糧にして会社のみんなそして社会の人々と頑張っていきたい。
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