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LEADERS BLOG

2024.7.29 / 西河誠人

子供が野球をしているので、私自身も野球をしていたと思われることがよくあります。でも実は、学生時代に打ち込んでいたのは陸上競技の一つ、十種競技でした。

皆さん、十種競技ってご存じですか? 陸上競技の中でもマイナーな種目ですが、これは十種目の競技を2日間かけて行う、非常にハードな種目です。そして、十種競技の話になると必ずと言っていいほど、「十種目を当てるクイズ」が始まります(笑)

さて、なぜ私が学生時代に十種競技を選んだのか、その理由を少しご紹介します。

1. 自分の限界を知っていた
100mなど一つの種目では、一位になれないと自覚。でも、十種競技ならば、自分の様々な能力を総合的に活かせると考えました。

2. 単調さを避けたかった
同じことを繰り返すのは面白くない。十種競技は、十種類の異なる競技をこなす必要があり、その多様性が魅力でした。

3. 誰もやっていないかっこよさ
十種競技はあまり誰もやっていないマイナーな種目。だからこそ、ちょっとした誇りや自慢がありました。

整理してみると現在の仕事の価値観やスタンスにもつながっています。多様なスキルを持つこと、自分の限界を知りつつも挑戦すること、そして他人と違う道を選ぶこと。これらはすべて私の大事な価値観です。今はもしかすると十種以上になっているのかも。

※ 先日、仕事で初めて十種競技をしていたという方にお会いできて、とても嬉しかったです。改めて十種競技と今の仕事について考えるきっかけになりました。

2024.7.19 / 浜永 良成

部屋の整理をしていたら高校の頃観た映画の記録帳が出てきました。

日付、映画名、監督名、主演者、簡単な感想、自分なりの評価(A,B,C)、映画館名(テレビもあり)、誰と観たかを記録してありました。

高校の頃よく授業をサボって観にいき、授業後の部活動には戻ってくる、そんな生活を送っていた頃のものです。

多くは試写会なので無料、当時いろいろな雑誌に毎週50名ほどの枠があり、4誌ほどの雑誌に毎週5枚以上応募していました。
そのうち映画雑誌などは当たる確率が低く、あまり映画を観に行かない読者が主体の漫画雑誌は当たる確率が高かったように記憶しています。

週末にはオールナイトの3本立てなども観に行き、まわりは大学生以上の中でちょっと大人の仲間入りをした気持ちになったりしました。
そんな当時の記憶がよみがえることもあり、とても懐かしかったです。
それと自分の好き嫌いがあまり変わっていないことも感じました。

親に書きなさいと言われた日記はひどいものでしたが、自分が書きとめておきたいと思ったその記録帳は、誰にも読まれることはありありませんが自分には大切なものになりました。

みなさんも古い物の整理を兼ねて大切なものを探してみるのもいいものですよ。

2024.7.12 / 久保繁

先日、渋滞学・無駄学の講演を聞く機会がありました。
その名のとおり、車とか群衆の渋滞を緩和するにはどうしたらいいのかの学問。
渋滞学とは例えばアリはなぜ渋滞しないのかとか、建物の出口に障害物を置く方が何もないより早く出られる等々科学的実験と検証に基づいた学問だそうです。
講演後、さっそく書籍を読んでみました。
その渋滞学から人の渋滞→仕事の渋滞→無駄(無駄学)まで派生して、その科学的なアプローチは企業や組織の生産性向上や働き方改革を考えるうえでも非常に有効なものとなっているとのこと。
講義でも話をしていましたが、本を読んで印象的なのは(抜粋)
「例えば、ある企業は常に100%で工場を稼働していましたが、稼働率100%ですからメンテナンスをする時間がありません。少し稼働率を下げてでもメンテナンスをした方が機械も人も長持ちするはずですが、その時間も無駄だと考えて生産に当てていました。その結果、会社はダメになってしまいました。このように、プラスを狙いすぎて無理がたたり、結果的にマイナスになってしまったという例はたくさんあります」さらに、
「リサーチした企業でも200年以上続いているような老舗企業では、みなこの”ゆとり”を取っています。短期で効率化をめざすのではなく、”ゆとり”によって長期存続できている」
とありました。
会社(人材)においても、普段のルーティンの仕事だけでなく必ずイレギュラーなことが起こる。
いくらスキルや能力があっても”ゆとり”がないとその対応も厳しくなり、生産性が落ちますね。
目先の損得(効率)に振り回されず、長いスパンで考えて戦略的に”科学的ゆとり”をもつことも必要なのだなと勉強になりました。

2024.7.5 / 清水吉樹

この人すごいなー!と尊敬し憧れる人。
おそらく皆さんも何人かいらっしゃるのではないかと思います。
歴史上の偉人、成功している経営者、スポーツ選手やアーティスト、両親や兄妹、などなどもう会えない人からいつも会える人まで含めると、けっこう思い浮かぶのではないでしょうか。
さて、僕が尊敬したり憧れたりこの人のようになりたいな、と思う人にはある共通点があることを最近発見しました。その共通点とは「行動力」です!
・・・とても普通というか月並みなので「へーそうなんですね」としか反応できないと思いますが、僕の中では「行動力が憧れの源泉なんだ!」という気付きはまあまあインパクトのある発見でした。「行動力」って見慣れた言葉だし子どもの頃の評価項目(通知表)にも「行動力の有無」が存在するくらいなので、普遍的で年齢問わず大切な観点なのだと思います。
でも、年を重ねるとともに「方向性」つまり正しいのか悪いのか、とか、成功するか失敗するかといった別の要素がくっついて行動力が発動しにくい状態になっていたような気がします。もちろん、僕の個人的な見解ですが。だからこそ、「行動力が憧れの源泉だ!」との気付きは新鮮で感動すら覚えたんだと思うんです。
このような気付きを与えてくれたきっかけは、三和物産の仲間や共に仕事をするパートナーの方々の存在です。仲間との関わりは本当に刺激的で時には凹んだり落ち込んだりしますが、みんなの「行動力」を目の当たりにするとまたモリモリとやる気が漲り知恵が湧いてくるんですよね。僕も「行動力」で関わる人たちに何かを感じてもらえる存在になれるよう、毎日毎時間を大切に使っていきます!

2024.7.1 / 小平洋一

以前一緒に働かせて頂いた方が「夢は逃げない 逃げるのは自分」と仰られる方が居られました。その通りだな・・・と、自分の歩んできた時間を振り返ると、恥ずかしながら思うことが多くあります。
幼少のころから数えると、幼い夢も含め、どれくらいの「夢」から逃げただろうと・・

なぜこの様な事を考えるかと言うと、以前からある資格試験に挑戦していた、もう50歳も過ぎた友人から「見事に合格しました!」との連絡をもらいました。苦労をしていたのも知っていたので、自分ごとのように嬉しかったのです。
その時、自分はどうだったろう・・・と。

皆さんは、「夢」を諦めずにコツコツと近寄っていますか?
年齢は関係ない! その「コツコツ」が、いつか振り返った時に、自分自身の素晴らしい人生の軌跡になっているのかもしれません。

久しぶりに、老体にムチ打ちながら自分もまだまだ頑張ろうと、人の成功で清々しい気持ちになれた、休日でした。