LEADERS BLOG
新年度が始まり、新たな気持ちで各自が今年度の行動計画を立てている事と思います。
10月は会社にとっての新年です。
新人事制度もスタートし、その説明をするために久しぶりに全拠点を回りました。今回の改定はかなりダイナミックかつ、明確な規定に仕上がっていますし、皆さんもそう感じた事と思います。
拠点を訪問する事で、それぞれの活躍の場での皆さんを頼もしく思う巡回でした。
「新年の計は元旦にあり」と言うように、先月9月の全体会議にて第65期のビジョンも発表されました。
この実現に向けて一丸となって進んでいきましょう!!
出合ったきっかけは、Twitterです。
「さだまらないオバケ」という名前がすごく気になり調べてみました。
「故人への思いをひきだし、今を生きる希望をひきだす」
私たちが作っているノートとカードゲームに込めた思いです。
こんなことが書いてあり、これはどんなゲームとノートなのか?
調べてみて余計に気になってしまいました。
なぜこのプロダクトを考えたのか?
何をしているグループ、会社?
好奇心には勝てないですね。すぐ問い合わせしました。
そこからこれまでの経緯を聞かせていただきました。
詳しくは下記のクラウドファンディングのページを見てください。
https://camp-fire.jp/projects/view/465635#main
素敵な理念とプロダクトです。
三和のミッション
「つながりが実感できる新たな別れのカタチをつくる」
とも通ずる部分があります。
これから一緒に仕掛けていきたいと思います!
先週、西荻窪の貸しギャラリー「ステラ」で着物ヤーンの展示販売会が開催されました。
新しさとレトロさが混在し、入ってみたい呑み屋さんも何件かあり、居心地が良さそうな素敵な街でした。
その街にぴったりの3坪くらいの小さいけれど街に溶け込んだギャラリーには5人のお客様が商品を興味深げに見入っていました。
着物ヤーンを活用した商品やアクセントに使っている様々なアイデア商品やハンドクラフト商品が所狭しと並べられていました。
その中に商品や着物ヤーンを選んでいる5歳くらいの女の子とお母さんがいました。
お店の人(藤枝さん)が「こういうのも作れますよ」と話しかけるとその女の子はお母さんとお店の人の顔を交互に見ながら興味深々という様子で聞いていました。
そしていくつかの商品を買い求めて、お母さんと手を繋いで嬉しそうに帰って行きました。
お母さんが子供のために作ってあげる、子供はそれが出来上がるのをワクワクしながら隣で待ちわび、嬉しそうに身につけ、大切にする。
着物ヤーンを使ったたった一つのお母さん手作りの一品。
(私も小学生の時におふくろが手作りしてくれた胸にY(良成のY)と縫い込んだ青いセーターをよく着て学校に行ったことを思い出しました。友人がいいなぁと思ったらしく彼のお母さんに作って欲しいと頼んだということを聞いて少し誇らしかったです)
子供と親の気持ちをつなげるそして小さな想い出をつくるお手伝いができるってとてもあったかいことだと感じました。
この10月で土中専務を退任され相談役になられました。
長年三和物産にご尽力いただきました。
ありきたりな感謝の言葉などはブログではご容赦いただいて私流に書かせてもらいます。
私とは長年というほどのお付き合いではないですが、色々と思い出します。
土中相談役御用達の寿司屋でおいしい魚をいただきながら三和のこれからを語ったこと。(私は魚が食べられないので寿司屋は拷問でしたが)
ある時は私のことを生意気だがなぜか憎めないと言ってくれたこと。
(そのあと、「だけど頭がでかい」というただの身体的悪口を言われましたが)
またある時は(以前ブログにも書きましたが)横浜駅で私が絡まれているときに最後まで柱の陰で見守っていてくれたこと。
土中相談役と普段話をしていると真剣な話ももちろんするのですが、必ず「遊び」の部分があって、さすが長きにわたって営業されてきたのだなと感じます。
(私の場合はですが、話をしているとなぜか居心地よくてマッサージ受けている感覚になります。メンタル鋼な私だけですかね)
そんな土中取締役に感謝を込めて生産3拠点長よりゴルフボールをプレゼントさせていただきました。
打てるかな~?
突然ですが、僕たちの会社、三和物産は9月決算です。つまり、このブログを書いているタイミング(2021年9月26日)はちょうど期末の最終追い込みの真っただ中!ということで、少々私の精神状態が不安定な状況でこのブログを書いている、という前提でお付き合いください(笑)
さて、「多様性は大切にすべき概念だ」とお考えの方は少なくないと思います。大企業ではダイバーシティといった考え方で組織運営することが必須となっていますし、様々な意見や考えを尊重することは大切だよね、といった発言で炎上することは少ないと思います。でも「多様性」ってそうみんなが考えているほどシンプルではないようなんです。
なんと!人間はそもそも「自分と異なる考えを排除するよう設計(遺伝)されている」から。つまり僕たち人間はもともと「多様性」を尊重しない生物らしいんです。これは、僕の持論でも主観でもなく、社会心理学・心理学・生物学・歴史学などを紐解き分析し複数の人たちが検証して出た結論なので、信憑性は高いのではないでしょうか。
たしかに、
・国という概念
・有史以来の戦争や革命
・忖度(日本だけではなく古今東西ある処世術)
・権威に弱い(日本だけではなく古今東西ある傾向)
など、「多様性がないがしろにされている!」という状況は古今東西枚挙に暇がありません。
でも、僕は断言します!
それでも多様性は大切で組織で育み守り抜くべき概念である!と。
まあ、私が唾を飛ばして断言するまでもなく、多くの方々がおっしゃっていることですが・・・。ただ、私が多様性は必要だ、と感じている観点は「イノベーションの土壌である」という点よりも「間違えや失敗を減らす本質である」という点にあります。
「多様性」が間違いや失敗を減らすってどういう意味か?
例えるならば、スイスチーズ(ハイジに出てくる美味しそうな穴が開いたチーズ。でもハイジって若い人は知らないかも・・・)をスライスした穴だらけのスライスチーズをイメージしてみてください。これ1枚だけだと「穴」だらけですが、これを複数枚重ねると「穴」はなくなります。数が多ければ多いほどその「穴」がふさがる可能性が高まります。でも、もしすべてのスライスチーズが同じカタチだったとしたら「穴」はふさがりませんよね?何枚重ねても同じ場所に「穴」があるからです。そうなんです。同一性(多様性の逆)では「穴」を埋めることができないんです。違いがあるから「穴」を埋められる。つまり、違いがあるから「穴」つまり【課題】に気が付けるのです。
今までは特に気にもならなかった「ただの穴」が、環境の変化によって「致命的な大穴」になる日が近い将来くるかもしれません。その時になって「穴」の存在に気が付いても(つまり多様性を大切にしなかったツケ)もう手遅れなのではないか、と私は考えています。
基本的に「多様性の確保」は難しいんです。でもそれは僕たちが間抜けだからではなく、人間がそもそもそうなってるから!そう開き直って前を向き諦めることなく「そもそも多様性を育むことは難しい」という前提に立ち、社会やお客様に価値を提供し続ける「三和物産」を多様な僕たちで創っていきましょう!
さて、くどいようですが、僕は今、期末という状況下でとてもナーバスになっています。
いつも以上にポエムなブログになりましたこと、どうかご容赦を!
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