LEADERS BLOG
以下は主に中国都市部の状況です。
中国も大規模な都市開発のため地縁社会が崩壊しつつありました。
そこで政府は高齢化対策として互助ネットワークというシステムを作り、その中に居民委員会という組織を置きました。
専門家ではなく地域住民同士で後期高齢者の電話での安否確認、家庭訪問を行っています。
政府は高齢者が家に閉じこもらないように老年大学を設立しました。
また公園での野外リクレーション、太極拳、広場ダンス、カラオケなど市民が互いに繋ぎ合うことも始めました。出張の際に街角でのマージャンも見かけることがあります。
親子同士もスープが冷めない距離に住まい、祖母祖父は孫の世話や食事を作ることが普通のようです。
中国政府の施策は、こと互助のシステムにおいては日本よりはるかに進んでおり、国民にも浸透しているようです。
国民性や今の日本状況などの違いはありますが見習う部分が多いことも事実です。
今の状況を踏まえて、日本は互いに助け合う新たな形が求められています。
MTGや会議など会社のメンバーと話をする機会が、最近特に増えています。
今回は、そこで気付いたことをご紹介します。
「清水さん、なぜそのように考えたんですか?」とか「なんでそれをしようと思ったんですか?」と会話の中で聞いてくれる人がいます。つまり「なぜ?」という問いかけですね。
この「なぜ?」が出てくると、
『ああ、この人はとても真剣に考えながら僕と話をしてくれているんだな』と、
うれしくなったり、
『あれ?そもそもなんでそんなふうに考えたんだっけ?』と、
そもそもの本質を考え直すきっかけになったり、
とても豊かな会話になります。
でも「なぜ?」は、一方的だったり強引に納得させようとする会話の中からは生まれてこないことが最近になってわかってきました。そりゃそうですよね。「なぜ?」は興味や探求心の表れなので、どうでもよい話やキャッチボールができない会話からは出てくるわけがありません。
「なぜ?」が生れる豊かな会話ができているか?
をより意識しながら、これからも様々な人と関わっていきたいと思っています。
【補足】
僕はできるだけ「なぜ?」を会話の中で相手に投げかけるようにしているのですが、時に「なぜ(そんなことしたの?)」と叱責や否定のニュアンスが含まれてないかな・・・?と、ブログを書きながら考えてしまいました。
『これは興味や関心が伴った豊かな会話を生み出す「なぜ?」になっているか?』
ということを意識して使わないといけないな!と、
新たな気付きを得たところで、今回のブログはここまでと致します。
新型コロナ感染対策として、当社も様々な対策を講じています。
この中で感じたことをいくつか・・
世間では、なかなか進みにくい「テレワーク」。当社では比較的大きな問題やトラブルも無く、移行できたと感じています。
その反面、部署・職種によっては、テレワークが難しく、出勤を継続されている社員の皆さんも数多くいます。
これらの皆さんの臨機応変な対応と協調で、今の三和物産の事業は成り立っているのです。心から感謝します!!
今現在は事業継続の為の緊急対策(BCP対策)としてのテレワークですが、今後は「働き方改革」の手法として検討しています。
社員の皆さんにとって、公私ともにより働きやすい環境を整えるために、様々な施策をこれからも実行していきます。
今回もSANWA&CO.のオリジナルキャラクター
ひつぎひつじについてです。
https://twitter.com/hitugihituji
なぜ、ひつぎひつじが生まれたのか?の続きです。
たくさんの人に会社のこと、商品のことを
どのように認知してもらうかが次の課題です。
プロジェクトメンバーで数回にわたり話合いました。
さまざまな意見が上がった中で、
他社との差別化、これまでの業界にはない目新しさ、
明るい葬儀用品メーカーを表現する方法として、
株式会社 ゴーストノートさんの
むびしばいでのコンテンツを選びました。
https://movie-shibai.com/
当時のメモを見返すと、
『オムニバス構成で、85歳のおばあちゃんが亡くなった時の
家族や周りの人のそれぞれの視点でどう感じているか、
そこから前向きになるさまを描く。
各世代が共感してもらえるような内容に』
が書かれていました。
かなり打合せも進んだ時だったと思いますが、
「これまでの業界でやっていたことと
あまり変わらないのでは?
感動して泣いてもらうコンテンツではなく、
明るい葬儀用品メーカーを表現するものにしたい」
この言葉が決め手となりました。
次回もひつぎひつじが生まれたのか?について
お話したいと思います。
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