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LEADERS BLOG

2024.5.31 / 清水吉樹

僕の朝のルーティンはカフェでコーヒーを飲みながら、メンバーがセールスフォースに記録してくれた「活動」に目を通したり、本を読んだりすることです。仕事のスイッチが入ってやる気がモリモリと湧いてくる、僕にとってとても大切で貴重な朝の時間です。
さて、そんなカフェには実に様々なスタッフが働いていて、その様子を眺めたりすることもささやかな楽しみの1つとなっています。そのカフェとはアメリカ西海岸を発祥とした皆さんご存知のあの店なのですが、スタッフの方々の接遇は他のカフェとは違うなーといつも感じています。みなさん笑顔でフレンドリーでマニュアルっぽくないんですよね。まあそれが「マニュアル」なのでしょうが、なかなかマネができるものではないと思います。僕はとても好意的に彼ら・彼女らのサービスを眺めています。

今日は、そんなある日のいつものようにコーヒーを注文した時の出来事(?)を紹介します。注文するとたいてい「マグカップで良いですか?」とマグカップか紙コップか選択できることを伝えてくれるんですが、その時の言葉が人によって違ったりしてなかなか面白いんです!
例えば
「マグカップにさせていただいても良いですか?」となぜか低姿勢の人もいれば
「マグカップは香りを愉しめるので私はおすすめしています」と価値訴求する人もいれば
「マグカップでいいよね」とめちゃくちゃフレンドリーな人もいます。
で、つい最近とても気分が良かった言葉があるのですが、
それは
「今日もマグカップでよろしいでしょうか?」
です。
文字にするとうまく伝わらないかもしれませんが、僕のことを理解してくれているんだ!という幸せな誤解を与えてくれたことが気分が良くなった原因なのかもしれません(笑)
言葉ってほんの少しアレンジをかえるだけで人に与える影響力が変化するんだよね、ということを改めて再認識した出来事でした。
日頃何気なく使っている言葉ですが、もっと大切にしないといけないなーと感じた今日この頃です。