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LEADERS BLOG

2021.1.15 / 小平洋一

皆さん「渋沢栄一」という名前は聞いた事があるかと思います。
みずほ銀行・東京証券取引所など、多種多様の多くの企業を設立し、社会公共事業に尽力した人物です。
多数の事業を展開する最大の目的は「日本全体を良くしたいという公益の追求」でした。しかし1人の力ではできる事も限られるため、経営自体は信頼できる人に任せ、自らは発起人や調整役に回ることで、広範囲な事業領域に徹することができました。その「任せられる人」を見極める際の基になったのが「論語」でした。

前段が長くなりましたが、この「人を見る目」を自身で育み、実践することで、部下を持つ管理職者は大きな役割を果たすことができるのではないでしょうか。

「子曰く、其の為す所を視、其の由る所を観、
            其の安んずる所を察すれば、人焉んぞ隠さんや」
訳すると
「どんなに素晴らしい行動や言動をしている人物だとしても、その動機・目的を把握し、さらに真に求めている事までを見極めなければ、信頼できるかどうかはわからない」
とでもなりましょうか。

コロナ禍の現在、様々な環境が驚くほどの速度で変化しています。このような中で「人を見る目」をしっかりと養い、先ずは「やって見せ」そして「任せ」、互いに成長する1年にしようではありませんか!!

今年も頑張りましょう!!!