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LEADERS BLOG

2025.1.14 / 浜永 良成

昨年、義母が90歳で永眠したのでおめでたい言葉は控えておきます。
みなさん本年もよろしくお願い致します。

そのお葬儀の時の話です。

家内(65歳)がかなりアート感覚の骨壺を選んだんです。
その骨壺は私も仕事柄知ってはいたのですが、今の時代感覚には未だ早いと感じていました。

60歳の妹もとてもきれいでモダンだと気に入っていました。
義母の友人(90歳)も最後の火葬場まで連れ添って頂いたので、その骨壺を目にして「私もこの骨壺に入りたい」と話され、かなり驚きました。

自分も古臭い慣習の商品はどうにかしたいとは日頃から思っていますが、その壁を打破していくことはなかなかたいへんだと感じていたのに高齢の女性がそのような商品に抵抗がないどころか好きだと言う。

自分の思い込みともに、この業界にも新たな別れのかたちの兆しが見え始めていること、さらには求められてさえいることを感じて何か驚きと共に嬉しくなりました。

時代が求めるモノを考えることはその時代の人々とつながることであり、まさに我々のミッションそのものだと感じました。