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LEADERS BLOG

2024.7.29 / 西河誠人

子供が野球をしているので、私自身も野球をしていたと思われることがよくあります。でも実は、学生時代に打ち込んでいたのは陸上競技の一つ、十種競技でした。

皆さん、十種競技ってご存じですか? 陸上競技の中でもマイナーな種目ですが、これは十種目の競技を2日間かけて行う、非常にハードな種目です。そして、十種競技の話になると必ずと言っていいほど、「十種目を当てるクイズ」が始まります(笑)

さて、なぜ私が学生時代に十種競技を選んだのか、その理由を少しご紹介します。

1. 自分の限界を知っていた
100mなど一つの種目では、一位になれないと自覚。でも、十種競技ならば、自分の様々な能力を総合的に活かせると考えました。

2. 単調さを避けたかった
同じことを繰り返すのは面白くない。十種競技は、十種類の異なる競技をこなす必要があり、その多様性が魅力でした。

3. 誰もやっていないかっこよさ
十種競技はあまり誰もやっていないマイナーな種目。だからこそ、ちょっとした誇りや自慢がありました。

整理してみると現在の仕事の価値観やスタンスにもつながっています。多様なスキルを持つこと、自分の限界を知りつつも挑戦すること、そして他人と違う道を選ぶこと。これらはすべて私の大事な価値観です。今はもしかすると十種以上になっているのかも。

※ 先日、仕事で初めて十種競技をしていたという方にお会いできて、とても嬉しかったです。改めて十種競技と今の仕事について考えるきっかけになりました。