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LEADERS BLOG

2023.7.18 / 浜永 良成

ある高校のカヌー選手の話です。

濁流に流された被災経験があり、今でも川がこわい、大雨がこわい。
でも自衛隊に助けてもらったことで、人のためになりたい、そのために強くなりたいと思うようになった。
そしてカヌーをやるようになった。
(見逃したが、水の恐怖を克服するためだと思う)

シングルではなくフォア種目を選んだ、仲間がいれば水が怖くない、がんばれると。

災害から救ってくれた人への感謝、自分もあんな人になり、誰かを助けられるようになりたいという湧き上がる純粋な気持ち。

しかし被災の恐怖は拭えない。
でも自分には同じ経験をした、同じ目的を持つ仲間がいる。
だからがんばれる。

何かをしたいと気持ちはあるが一人では動く自信がない人の背中をそっと押してくれるような、励ましと救いのような話でした。