LEADERS BLOG
2020.6.29
以下は主に中国都市部の状況です。
中国も大規模な都市開発のため地縁社会が崩壊しつつありました。
そこで政府は高齢化対策として互助ネットワークというシステムを作り、その中に居民委員会という組織を置きました。
専門家ではなく地域住民同士で後期高齢者の電話での安否確認、家庭訪問を行っています。
政府は高齢者が家に閉じこもらないように老年大学を設立しました。
また公園での野外リクレーション、太極拳、広場ダンス、カラオケなど市民が互いに繋ぎ合うことも始めました。出張の際に街角でのマージャンも見かけることがあります。
親子同士もスープが冷めない距離に住まい、祖母祖父は孫の世話や食事を作ることが普通のようです。
中国政府の施策は、こと互助のシステムにおいては日本よりはるかに進んでおり、国民にも浸透しているようです。
国民性や今の日本状況などの違いはありますが見習う部分が多いことも事実です。
今の状況を踏まえて、日本は互いに助け合う新たな形が求められています。
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