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2023.11.9 / 久保繁

皆さん、吉村妃鞠(よしむらひまり)というバイオリニストはご存知でしょうか?
今、彼女は2011年生まれの現在12歳です。
クラッシック音楽などコンサートも行ったこともないですし、今まで自分の人生の中で無縁というか、BGM程度の認識でした。
ある日、テレビのYouTubeで音楽をBGMにして仕事をしていると、綺麗なバイオリンの音が聞こえてきて、画面を見てみると、背の低い小さな女の子がその音色を奏でていました。
見た瞬間に釘付けになり、詳細を確認すると彼女が当時8歳の時にロシアで開催されたコンクールでの演奏場面でした。
バイオリンのことなど全くわからないですが、素人の私でも凄いとわかる8歳の女の子が弾いているとは思えない演奏で、感動で涙腺に来る衝撃的な音色です。
それを審査している立派そうな審査員たちも、彼女の演奏に唖然としながら聞きほれている姿が凄く印象的でした。もちろん、そのコンクールは優勝しています。
彼女は3歳からバイオリンを習い始めたとのことですので、たった5年で世界的な大会で優勝しているということになります。
もちろん生まれ持った才能や環境もあるとは思いますが、できないことは100回でも1000回でもできるまで練習するそうです。努力の人ですよね。
なぜそこまで努力するのかというと「誰かが自分の演奏で喜んでくれることが嬉しいから」とのこと。
彼女を見て思ったのです。自分のこの5年間はどうだっただろうと・・・彼女みたいに努力したかなと。
8歳の女の子に反省というか自戒するきっかけをくれました。
皆さんも是非YouTubeやネットで「吉村妃鞠」を検索してみてください。
彼女の演奏を聴いて、皆さんも何かを感じ取ってくれるといいなと思います。